| くつひも
春物の彩りが街にも君にもふあふあ昼下がり
くつひもを結ぶ僕の上で笑い声ころころ風に揺れてる
何がそんなに可笑しいの?
もうちょっとだけ待っててよ
見上げた君は逆光に消えて青空が眩しいの
君色に華やいだ春に心ほどけたまま
生まれたての気持ちだけを羽織る僕は新しい
手放しの「大好き」が空の光に届いたら
君の声のその続きを明るい明るい方へと結んでゆこう
出会いたての僕らは干支とか星座とかわくわく話した
誕生日を聞いたときなぜだか心臓がどきどきし始めた
うお座の君へのプレゼント
一年も先のことだけど
声にならないようにこっそり胸に想い巡らすの
君色に和らいだ春に笑顔ほどけたまま
おろしたての靴を履いてはしゃぐ僕は新しい
わんぱくなユーモアが空に言葉をばらまいたら
君の笑みのその続きを大きな大きな方へと繋げてゆこう
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