Fin
ありふれた映画のラストシーンのように
静かな海辺に辿り着いた
風と光が朝を創り出す前に
僕等の夢も終らせてしまおうか
愛に乏しい二人は泣いた
抱き締め合っても独りと独りのまま
そっと涙流して
迷いを祈りに変えて
心の闇が晴れるように
遠い空を見上げて
願いを一つの星へ
僕等に愛が響くように
波の壊れる辺りをずっと見つめている
君がまだ眠たくないのならば
このまま海の向こうに耳を澄まして
来ないものを待ち続けていようか
頬と唇の熱に触れた
君の方が少しだけ温かい
そっと涙流して
悲しみを優しさに変えて
心に歌が満ちるように
遠い空を見上げて
願いを一つの星へ
僕等に愛が響くように
|
|